ハンドキャリーのお話 2017.01.13更新

恵比寿さんも終わり会社も本格的に稼働し始めましたが、この週末は早速の大寒波到来です。センター試験の学生さんもさぞや心配なことでしょう。大雪が降ると物流の世界も大きく乱れます。高速道路の通行止めや、空の便の欠航と物流の要がストップしてしまいます。こんな時に威力を発揮するのが『ハンドキャリー便』です。

 

皆様『ハンドキャリー』ってご存知でしょうか?私もこの業界に入るまでは聞いた事もない言葉でした。ハンドは『手』、キャリーは『運搬』、そのままなのですが、公共の交通機関を使用し手に持って運ぶ配送手段の事を指します。

 

さて『ハンドキャリー』という手段はどういった時に行われるのか?大きく分けて2パターンあります。

 

『1分1秒でも早く届けたい』

 

そうなのです。例えば大阪から東京であれば、新幹線だと乗車すれば約2時間30分で到着します。駅までが15分、駅からが15分としても、集荷から完了まで最短で3時間程で場所によってはお届けできます。バイクで走って行っては到底この時間ではお届けできません。もっとも新幹線より早く走ることはできませんね。

 

もちろん新幹線も積雪により徐行運転などで遅延する事もありますが、航空便や高速道路に比べると影響が受けにくいです。そしてもうひとつパターンは、

 

『航空貨物を使えない』

 

こちらはもちろん航空貨物の取り扱いの無い路線や、就航便数の少ない時間帯など、航空貨物を使えない場合にハンドキャリーを使用します。また食品香料であるとか、化粧品や薬などの液体などは『成分安全データーシート』が必要な場合があり、それを航空会社に提出し問題なければ搭載が可能なのですが、どうしても確認にお時間を頂く事もあります。まれに航空法により空輸ができない危険品に該当する事もあり、その時に最速で運べるのがハンドキャリーになります。

 

手で運ぶ=『ハンドキャリー』なので、運べる荷物の大きさと重さは制限されます。基本的には一人で持てる大きさと重さになりますが、エフワン便では複数人で連携しハンドキャリーを行う事もあります。

 

通常の運送方法では間に合わない!そんな時には諦める前に一度、『全国当日配達・当日便のエフワン便』にお問い合せください。

 

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