師が走る 2018.12.14更新

あっという間に今年も終わりに近づいてきました。年々、月日が過ぎゆくのが早く感じる今日この頃です。そう感じるのは様々な理由があるそうで、心理学的に解明された『ジャネーの法則』が最も有名ですね。生きてきた年数を重ねる事により、人生においての1年間の、相対的な比率がどんどん小さくなる事によって時間が早く感じるとか…。新しい情報は処理に時間がかかる為、脳は体感的に長く感じ、同じような情報には処理に時間がかからないので短く感じるとか…。

また、時間はその人の年齢と同じ時速で過ぎていくそうで、昔なにかのテレビで聞いて妙に納得したことを覚えています。例えば2歳の幼児は時速2㎞のスピードで時間が流れて、40歳の大人は時速40㎞のスピードで時間が流れる。80歳のご年配の方は時速80㎞に感じるそうです。

確かに子供の頃は遠足や運動会が待ち遠しかったり、『早く明日にならないかなぁ~』なんてソワソワして眠れなかったり、1日がとても長く感じたりしたものですね。子供が感じる時間はゆっくり流れるので、楽しい事を発見したり、わくわくを楽しんだりできるのかもしれませんね。

大人になった今では、朝起きて仕事に行き帰って落ち着く頃にはもう寝る時間…、月曜日が始まったと思ったらもう金曜日、と本当に短く感じます。私たちの感じる時間はとても早く流れるので、今までは感じたなにかを見逃してしまったりしているのかもしれません。

同じような日々を繰り返さず、なにかに挑戦したり新しい刺激を取り入れたりすれは、充実感や満足感のある生活を送れ、結果的にゆったりした時間が流れている実感が生まれるのではないかと言われています。とは言え、忙しい日々の中、なにかにチャレンジしたりするのもなかなか難しいものではありますが…。(^^;)

そんな慌ただしく、ただでさえ早いスピードで過ぎ去る師走ですが、一瞬でもホッコリするような時間を持ち、少し意識して流れる時間を止めて周りを見てみるとまた新鮮な発見があるかもしれせんね。(^^)

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