ご当地マンホールin箕面市 2019.03.01更新

本日ご紹介するのは、大阪府箕面市のご当地マンホールです。箕面の滝に紅葉、箕面市のゆるキャラの『滝ノ道ゆずる君』をあしらったマンホールはとても可愛いですね。滝ノ道ゆずる君は、ゆるキャラグランプリでも常に上位になっており、昔やっていた某お茶や某車のCMにも、目立つところに出演しているのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

箕面の滝も観光スポットで有名ですが、この付近では野生のニホンザルが生息しているのも有名です。このお猿さんですが昔から100円玉を渡すと自動販売機でジュースを買うとか、紅葉の天ぷらを買った人を狙って襲いに来るとか、車のボンネットの上で居座るとか、あながち冗談ではなさそうな笑い話がありました。私も昔、その山道を車で通る事があり、赤ちゃん猿を抱っこした猿がガードレールの柱の上に座って、通る車を親子でじっと見てくるような愛らしい姿を見る事がありました。ただなぜか最近はあまり見かけなくなったので不思議に思っていました。

そんな事を思っていると、偶然この前テレビで特集をしておりました。どうやら観光客の餌付けにより、高栄養の食べ物を大量に摂取したことで出産ペースが増え、ニホンザルの数が激増したらしいのです。簡単に餌をもらえる事や人間自体に慣れた猿は観光客を襲ったり、人里におりてきて農作物を荒らしたりと、本来、人と猿とのあるべき距離がなくなってしまったのです。

現在は滝の奥に餌場を作り、避妊薬入りの小麦の餌を定期的に与えたり、条例により『猿への餌やり』に指導や罰則を設けたり、本来のニホンザルの生態に戻す取り組みをしているのだとか。一時期は670頭まで増えた猿が、現在では300頭ほどに、最終的には餌付け前の約100頭まで生息数を減らしたいとの事でした。

当日配達のエフワン便のコールセンターは大阪府吹田市にあり箕面市と隣接しています。こんな身近に人と動物の共存を考えさせられるエピソードがあったとは思わなかったので良いきっかけになりました。(^^)

  

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