ベトナムのダナン 2020.01.15更新

先日、お正月休みにわたくし八柄はベトナムの『ダナン』に行ってきました。

ダナンといえば去年、米朝や米中首脳会議などの候補地として名前が挙がりましたが、ベトナムのいわゆるリゾート地になります。今まさに発展途中の街で次々とホテルなどの建設ラッシュが進んでおります。首都のハノイが東京なら、ホーチミンは大阪、ダナンは熱海ぐらいのイメージでしょうか?

交通事情は右側通行で、とにかくバイクが多いです。スクーター1台に乗れるだけの家族が乗って移動します。一番前にお父さん、真ん中に子供3人、一番後ろにお母さん、という光景はザラです。(笑)信号機もほとんどと言ってもいいほどみかけません。主要の幹線道路を牛が(←野良^^;)横断したりします。

十字路交差点からの逆走も当たり前で、路側帯側を逆走しながら車の途切れたすきに本来の車線に入ります。交通整理をしている警官も見ることもないのですが、なかなかの強引な運転で事故が起こらないのが不思議なぐらいです。まるで渋谷のスクランブル交差点のようです。

ですが、よく観察してみると減速するべきポイントはしっかり押さえているのです。交差点に信号もなく、直進が優先という概念がないのか、お互いが十二分に気をつけている感じがしました。クラクションがあっちこっちで鳴っていますが、それは防衛の為の『私はここにいますよ!気付いてくださいね』というような意思表示で、『そこどけ!そこどけ!』と言うような攻撃的なクラクションではない感じがしました。日本とはまったく違う独自の交通ルールで成り立っている感があり、権利を主張するばかりでなくお互いを思いやることの大切さを感じた次第です。

世界は広く、ローカルな交通ルールはたくさんあるのだろうなと、運送業に携わっている身としては大変勉強になりました。(^^)

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