新しいタイプの梅雨 2020.07.16更新

今年の梅雨は梅雨らしくしっかりと多雨多湿ですね。洗濯物もからっと乾かず悩ましい毎日です。そんな私の小さい悩みなんてどうでもよいのですが、この雨で九州や岐阜の方で洪水や土砂災害などが発生しており心配ですね…。

昨今の梅雨は今までのシトシトしたイメージではなく、雨量も観測史上最高を例年更新しており、局地的な豪雨などよく耳にします。こういった極端な異常気象は地球温暖化と密接に関係があると言われています。

みなさまは今年の2月に南極の気温が20度を超えたニュースをご存じでしょうか?気温上昇により永久凍土と言われるグリーンランドの氷河が溶けると、より多くの真水が海水に混ざり表層水が軽くなることで海底に沈みにくくなり、海底の流れを停滞させ、海流の循環が弱くなっていくらしいのです。

海面の温度が上昇することにより、水蒸気が発生しやすく、暖かな大気はより多くの水蒸気を取り込み、その水分が強力なハリケーンを形成したり、極端な気候を各所でもたらすそうです。

南極や北極の氷が解けると、自分の住んでいる地域の天候に影響するのは、まさにバタフライエフェクトのようですね。

この7月からポリ袋有料化も始まりましたね。このコロナ禍で、テイクアウトの拡大で、使い捨てトレー等の推奨など逆行する動きはありますが、そのあたりはうまくコロナと付き合いながらも、石油製品の消費の削減や、アイドリングストップでのCO2削減など、子供達に美しい地球を残すためにも微力ながら、自分自身ができることからコツコツとを意識して実践していきたいと思います。

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