ご当地マンホールin岡山 2018.04.17更新

今回ご紹介するマンホールは岡山県岡山市のご当地マンホールです。

皆様、岡山県と言えば何を想像されますか?今で言えば、芸能人の『岡山の奇跡…桜井日奈子ちゃん』でしょうか?(笑) 残念ながら予想を裏切らずマンホールは『桃太郎』でした。ホースを持って消火活動している桃太郎の表情が可愛いですね♪

そんな桃太郎ですが、桃太郎のゆかりの地は岡山ではない説があるというのはご存知でしょうか?山梨県大月市では『犬目』や『鳥沢』『猿橋』など、実在する地名が桃太郎に紐づいていて、昔の桃太郎の絵本には富士山が描かれており、この地域ではないかと言われております。また、愛知県犬山市も『犬山』『猿洞』『雉ヶ棚』などの地名が残っており、桃太郎の故郷と言われている来栖地域には桃太郎神社があります。この神社、ピンク色の桃の形をした鳥居や、なかなかの独特な世界観のある人形がたくさんあり観光名所としても有名みたいです。また香川県説もあり、ここにも桃太郎神社が存在するようです。

では岡山の桃太郎が何故こんなにもメジャーになったのでしょうか。調べてみると岡山の桃太郎伝説は吉備津彦命の温羅征伐がモデルになっているみたいです。この説が一番の有力説らしいのですが、桃太郎の作中に出てくる『黍団子』を、同音でご当地品の『吉備団子』として売り出しヒットしたのも知名度に貢献したようです。岡山駅前の桃太郎大通りや、岡山桃太郎空港などイメージ戦略の賜物かもしれませんね。

ちなみに弊社の代表が岡山出身で、地元に帰った時に郷土料理の『ままかり』をよく食べたそうです。この魚の酢漬けは『まんま(ご飯)』を隣の家に『借り』にいくぐらい美味しいという所から語源になっており『ままかり』と言われております。岡山は白桃やマスカットが有名ですが、知られざる名産としてマッシュルームもあるそうですよ。

話は逸れましたが、日本各地に様々な桃太郎伝説は存在し、鬼退治をした『桃太郎=英雄』はたくさんいたのですね。各地域でそれぞれの昔話を『桃太郎』として語り継いでおり楽しんでいるようです。英雄は何人居てもいいですよね♪

  

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