余部鉄橋 2018.05.15更新

先日、神戸市内から兵庫県美方郡香住町へ部品を当日配達しました。香住駅付近で納品が終わったので少し足を延ばし『余部鉄橋』に行き、ライダーさんに写真を撮ってきて頂きました。

明治45年に建設され当時の最高技術を駆使した余部鉄橋(あまるべてっきょう)ですが、平成22年に建て替えられ今は鉄橋ではなくコンクリートの橋となり、余部橋梁(あまるべきょうりょう)と言うそうです。一部赤い鉄橋部分と線路があり当時のままの姿を残して土木遺産として登録されています。また『空の駅』という展望施設も有り、橋の下には道の駅もできていて再び観光名所として賑わっているそうです。

その建て替えるきっかけにもなった列車転落事故は皮肉にも余部鉄橋をさらに有名にしてしまったのかもしれませんね。私も何となく記憶にあり覚えていたので詳しく調べてみました。

昭和61年の年の暮れ、余部鉄橋を回送列車が走行中に最大風速33mの突風にあおられ、7車両が約41m下に落下したのです。下の民家と工場を巻き込み死亡者6名、重傷者6名を出す悲惨な事故になってしまいました。ただこの列車、臨時のお座敷列車で事故の起きる手前の、まさに先程ライダーが居た香住駅で、乗客176名が下車した直後だったそうです。もしそのまま乗っていればもっと悲惨な事故になっていたかもしれませんね。

自然の猛威は想像を遥に超える場合もありますね。私たちエフワン便も常に天候に注意して運行しております。今日も無事に配送が終わる事を願いつつ、皆様のお荷物を安全確実に運んでおります!

  

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