ベニバナヤマシャクヤク 2018.06.01更新

先日、大阪府箕面市から福井県小浜市に書類を当日配達しました。小浜駅周辺で無事配達完了したのですが、その日は日曜日だった事もありライダーさんは配達完了とともに終業し直帰となりました。

お天気も良く、まさにツーリング日和。ゆっくり下道で帰ろうとしていたらしいのですが、その帰り道トイレ休憩の為、道の駅『名田庄』に寄った際、たまたま横に駐車していた軽トラのおじ様と談笑していたところ『ベニバナヤマシャクヤクの里』の情報を聞いたそうです。

ベニバナヤマシャクヤクとは、京都府のレッドデータブックにも登録されている絶滅寸前種で、ボタン科の多年草なのですが、かぎられた山地にしか生息しないためなかなかお目にかかれる事もないそうです。京都の内久保環境・史跡保存会が毎年5月の開花・結実時期に一般公開しているのですが、年3日しか見ることができないらしく、その日が春の鑑賞会の初日だったらしいのです。これは是非見に行かなければと思い急いで向かいました。

『ベニバナヤマシャクヤクの里』に行くと軽いハイキングコースのような散策道があり、いたるところに希少野生生物が群生しています。山の斜面に生息しているのでなかなかスマホで撮るのは難しかったそうです。周りには望遠レンズをつけたカメラを持った年配の方が沢山いたそうですよ。

『立てばシャクヤク座ればボタン、歩く姿は百合の花』という綺麗な女性を例えることわざがあるように、可愛いらしい上品なお花ですね。普段は街中の雑踏をバイクで走り回っているライダーさんも、土の匂いと、新緑のみずみずしい色合いの木々と、ベニバナヤマシャクヤクの群れの可愛らしい雰囲気に癒されたそうです。

 

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